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開発の目的~私達の願い~
- 少子高齢化により、今、二人の若者が一人の老人をが支えています。高齢化がさらに進むと、一人の若者が二人の老人を支える時代がやって来ます。私達は、そうした時代になっても、愛川町の人達が、“共に仲良く豊かに暮らせるよう”に願っています。その為に、高齢者の健康増進に役立ち、また高齢者と若者が共に、生き生きと取り組める杜仲産業を、拡大したいと考えています。
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少子高齢化時代 生き生きと、共に仲良く暮らす為 ‼
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― 杜仲とは ―
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杜仲葉を用いた抹茶は、有用成分が豊富です ‼
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- 従来の「杜仲茶」の原料は樹皮を用いており、二千年の昔から現在まで日本や中国、台湾などで、漢方薬として生産されています。
しかし近年の科学的な研究により、葉にも樹皮と同様な働きがあることが解ってきました。さらに「ユーコミシンA」など、新たな健康に良い新規化合物が発見され、葉を使用した杜仲茶が、飲料として注目されています。
葉を使用した杜仲茶は焙煎杜仲茶が一般的ですが、碧山園では、発酵を阻止するために、杜仲葉の収穫後すぐに乾燥・粉砕し緑の粉末にします。その為、色・味が良く、杜仲茶の常識を超えた「まろやか抹茶仕立て」の杜仲茶になりました。杜仲の有用成分であるゲニポシド酸、アスペルロシド、ユーコミシンAや ポリフェノールが豊富で焙煎杜仲茶の数十倍になる成分もあります。 -
- 文献論文1 Tang S, et. al., J. Trad. Med., 2008:25(4):112-118. 文献論文2 文献 Kobayashi Y, et. al., J. Sci. Food Agricul., 2012;92(2):358-365文献論文3 Yoshihito Suzuki , et. al., J. Phytochemistry,
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杜仲抹茶は、ビタミン・ミネラルも豊富です!!
- 杜仲抹茶は、ビタミンE・ミネラルが豊富です。また有機JASでノンカフェインであることから、ウイズコロナの中、ご家庭で安心してご利用いただくのにお勧めです。
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杜仲は、準絶滅危惧種です ‼
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- 杜仲は、恐竜が絶滅した氷河期において大きな打撃を受けながらも、銀杏やメタセコイヤと共に生き伸びた世界最古の立ち木です。その為、「生きた化石植物」とも呼ばれています。現在は、日本をはじめ中国、台湾などごく限られた国で栽培されています。
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- 杜仲の生葉を裂いたり樹皮をはがすと、裂け目から白銀色の乳液が糸を引くように現れます。これは杜仲ゴムというゴム質の成分で、固まると樹脂状になり天然ゴムの一種(グッタペルカ)として利用されます。杜仲の種は、この杜仲ゴムでしっかりと保護されています。杜仲の増殖に取り組んでいる吉田島高校が行っている実生での発芽試験も、この杜仲ゴムにどう立ち向かうかが、大きな鍵になっています。
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杜仲は、地球温暖化阻止などSDGsにも寄与します ‼
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- 地球温暖化による自然災害が急増しています。杜仲は、二酸化炭素の吸収量が多く、また生長速度が速い植物です。その為、地球温暖化阻止に寄与します。
また圃場は、農薬を一切使用せず、有機肥料のみを使用する環境配慮型循環農業にて運営しています。
杜仲を栽培し遊休農地の活用を行うことは、人と自然のサステナビリティに役立ちます。私たちは、こうしたソーシャルビジネスにより地域ブランド品を誕生させ、地域経済の活性化を図っていきたいと考えています。 -
ー杜仲産業のこれからー
- 本活動は、当初から地元愛川中学校の生徒さんやお父さん、お母さん、高齢者によるふれあい活動として、また福祉就労の場の創出の為のボランテァ活動として進められてきました。しかし少子高齢化時代に、この事業をさらに進めていくためには、IT・AIなどを活用したスマート農業による最先端農業の運営が必要になり、専門技術を持った若い方々の参画が望まれるようになりました。
現在、神奈川県下の農業高校や農大と協力しながら研究活動を進めていますが、本事業はこうした専門知識を得た若年層の県内就労の場の創出にも繋げようとしています。今回のクラウドファンディングの支援金は、高校生や大学生と取り組んでいる研究活動を、より推進するために役立てます。 -
杜仲の増殖技術の研究に挑む‼ 神奈川県立吉田島高等学校
- 第1次ベビーブームと言われる団塊の世代が後期高齢者となるまで、あと5年となった今、杜仲産業の拡大を早急に進めていきたいと考えています。その為には、苗づくりが急務です。しかし、杜仲は世界最古の立木であり、種はグッタペルカ(杜仲ゴム)という固い強固な繊維にしっかりと包まれている為、なかなか芽を出してくれません。その為、発芽させるには、種をまく前に人の手による前処理工程が必要で、多くの時間を要します。
また、発芽後も苗木に育てるには、バーミキュライトや成長に合わせた苗床の材料、植え替え用のカップや肥料が必要で、多額の費用が掛かります。
愛川町では、最初は苗木屋さんから苗を購入していましたが、当時、1本2千円もしました。しかし、愛川町の遊休農地に植樹するだけでも、4万5千本の苗木が必要です。これでは、簡単に普及拡大できません。その為、作業効率を大幅に上げる発芽方法と、コストを大幅に抑えた苗の育成方法の研究が必要です。この杜仲の普及・拡大の要となる重要な「苗の研究開発」を担うのは、神奈川県立吉田島高等学校です。
また、今後は、ITやAIを活用した杜仲圃場の管理・運営にも参加してもらい、最先端農業の実施体験も行い、神奈川の杜仲産業の礎を共に築いていきます。 -
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実践に基づく杜仲食品開発‼神奈川県立中央農業高等学校
- 神奈川県立中央農業高校の生徒さん達は、「杜仲茶そば」など杜仲茶料理を開発し、SNSやマスコミに取材を受けるなどして、神奈川県内外の方々に「杜仲料理」の広報を展開し、県内のレストランや旅館・ホテルなどへの顧客の集客を図ります。
また、ウィズコロナの終わった後のインバウンドにも役立てるため、そば創りの老舗、金子製麺と協力して、農水省のGFP(農林水産物・食品輸出プロジェクト)やジェトロ(日本貿易振興機構)などの専門家の方々の指導も頂き、麺を多く食する国や、その調理方法・好みについても情報を収集して、実践に即した商品開発を行うとともに、パッケージ制作、販売までトータルで行います。 -
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ーお約束ー
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少子高齢化時代 生き生きと共に仲良く暮らす為 ‼ 杜仲産業の拡大を目指します‼
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今までお世話になった皆様方、ありがとうございます‼ 今後ともよろしくお願い申し上げます‼